<補助金>窓リノベ事業とは?

前回ご紹介した「省エネリフォームによる補助金」について、今日はもう少し掘り下げてお話してみたいと思います。
寒い家をなんとかしたい!!とお考えの方は多いと思います。
国からの補助が手厚い今こそ補助金をガッツリ活用し、暖かいお家へと生まれ変わらせましょう力こぶ

前回ブログ(2022.12.05号)でご紹介した下記3つの柱のうち、【1】に該当する部分が今回ご紹介する補助金事業です。
※前ブログUP時は長いネーミングがついていましたが、「先進的窓リノベ事業」という呼称がつきました!

この事業は、2022.12.06ブログでも述べたとおり、窓断熱のリフォームに特化した事業となります。

では、なぜ窓に特化するのかという話になりますが、それは「窓からの熱損失を防ぐことが家全体の断熱に大きくつながるから」です。

冬の暖房時の熱が開口部から流失する割合 58%夏の冷房時(昼)に開口部から熱が入る割合 73%
出典:一般社団法人日本建材・住宅設備環境問題HP 日本建材・住宅設備産業協会

開口部から、冬で58%、夏で73%の割合で熱が出入りしているのです!!快適な室内温度を保つためには窓の性能向上にかかっているといえます!

では、この事業の補助対象となる主な要件をざっとまとめてみます。

■窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事であること
■住宅所有者がリフォーム事業者へ工事を発注して実施した工事であること
■既存住宅であること
■補助額が5万円以上であること
■改修後の窓の性能が、定められた(熱貫流率)の基準を満たすものであること 等
※この他にも要件はあります。詳しくはお問合せください。

ここでいう定められた基準(熱貫流率)と補助金額は下図のとおりとなっています。
改修の工事内容と窓のグレード、大きさによって補助金額は変わってきます。

【戸建住宅・低層集合住宅のおける補助金】

出典:経済産業省HP 「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等(先進的窓リノベ事業)について」

【対象工事】


既存の窓ガラスだけを取外し、サッシはそのまま利用。複層ガラス等に交換する工事。


既存の窓の内側に新しい窓を設置。


古いサッシの内側に新しいサッシ・ガラスを取付ける工事。


古いサッシを枠ごとを取り除き、新しいサッシに交換する工事。
出典:先進的窓リノベ事業

Kernでは、現在、内窓設置リフォームをLIXIL社の「インプラス」を採用し進めている現場があります。

LIXIL社も、大々的にこの事業について認知を広めようと動き出しています。
▶LIXIL 窓から省エネ

実際に内窓を設置したリフォームによりどれだけ室内温度環境が変わっていくか等、また追ってご紹介していけたらと思います♪

Kern Plus K
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