高気密・高断熱住宅の室内温度

ここ数日は寒さが和らぎ過ごしやすい日が続いていますね(^^)

暑かったり寒かったり、一年中外気温は激しく変化していきますが、そんな中、Kernにて施工いただいたお宅で室内温度を継続的に計測いただいておりました。

本日は、昨年2022年の同時期のデータを少しご紹介したいと思います。

まず、計測いただいた住宅の性能を確認しておきたいと思います。

■床面積 延べ31.30坪/木造/吹抜あり
■オール電化
■ZEH (地域型住宅クリーン化事業補助金取得)
■HEAT20G1 UA値0.54(地域区分6の基準値=0.56)
■気密性能C値0.3(完成時)
■24時間換気 第一種熱交換型換気システム採用(熱交換率80%)
■BELS★★★★★評価

次に、室内の温度に影響を与える要素がある点も整理してみます。

その他、住宅の太陽への向きや窓の位置・数量によっても室内温度は変化します。

以上を踏まえて計測結果を見ていきたいと思います!

昨年もっとも低い室温を計測したのは2/23でした。
2月後半、たしかに寒いですもんね。。

この前後3日間をピックアップしてみましたのでご覧ください。

【外気温】
2/22 最高気温10.3℃ 最低気温0℃  晴れ
2/23 最高気温11.7℃ 最低気温-1.1℃ 晴れ
2/24 最高気温10.1℃ 最低気温-0.6℃ 晴れ

グラフをご覧いただくとお分かりのとおり、室内温度にアップダウンの幅が少ないと思われませんでしたでしょうか。

起床後と帰宅後のそれぞれ数時間は暖房機器を使用されているかと思いますが、暖房機器OFF後の夜間室温の下がり具合は緩やか且つ下がり過ぎることなく朝を迎える、という理想的な室内環境が保たれていることが分かります!

少しの電力で室温をすぐに快適な温度にできる、これこそが”省エネ住宅”であり温度ストレスからも解放されます。

そのためには、住宅の隙間を極力なくし断熱性能の力を十分に発揮できるお家にしておくことがやはり大切になってきますね♪

本日はリアルデータ結果のご紹介でした。

ご協力いただきましたお施主様、誠にありがとうございました!!

Kern Plus K

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